【南北海道 函館観光案内】ワイルドな大田神社に行こう!帰りにこれまたワイルドな天然露風呂
熊の湯でダブルの楽しみ!
太田神社からの眺め、正式名称は「太田山神社」。 日本一参拝の道が険しい?と言われるデンジャラスでワイルドな神社「太田神社」、乃木坂46も参拝したすごい神社!! ご神祭もそれにふさわしい猿田彦大神! |
「もう、無理。ここで落ちたら死ぬかも.
. .、もう帰ろう」と思った時に神様に「行きなさい」と押されましたよ(笑) はじめて大田神社に挑戦した時は、深夜1時半に函館を出発、 ひとりで行きました。 深夜3時半に到着、4時20分頃から登りだして5時20分にご本殿に到着。 参拝後、熊石の天然露天風呂 熊の湯に行ってから函館へ。 太田神社への生き方、服装、持ち物、リスク、アクセスは下の方に書いてます。 |
瀬棚町のずっと山奥に大田神社があると勝手に想像していたのですが、実際は、海に面した場所でした。山並みがとてもきれいです。 大田神社の社と登り口が300mくらい離れています。写真は、大田神社の社辺りから本尊への登り口撮影。 |
15世紀にアイヌがここの山頂に神がいると祭っていたとのことなので、かなり古くからのパワースポットみたいです。 昔のアイヌお墨付きなので「神様」はいるのでしょう。確かに山中の雰囲気はシダが多くてコロボックルがいそうな雰囲気です。 どのくらいの時間がかかるかわからなかったので、早朝4:20分出発! |
気持ちは、いつも20代で、忍者のようにかろやかな動きをすると思っているのですが、実際の年齢はプラス30歳、普段はまったく体を動かさないデスクワークの日々。 しかも、15分くらいで本殿に着くのかな〜と軽い気持ちで登り始めました。 階段がとてもきれい。人為的か、神的かわかりませんが、葉っぱの一枚も落ちていない。なぜ?? |
この階段、かなり急です。一気に登ることもできますが、あえて、休みながら、手すりやロープを使ってゆっくり登るの推奨。 100m走じゃなくて、マラソン感覚で登るといいかも。最後の難関の為、足だけ使う、手だけ使うの避けて、バランスよく登った方がいいと思う。 結構、その場の空気とか、雰囲気とか、オーラとか、気配とか、感じる方なんですが、あまりにもヘトヘトになり、どうでも良くなって逆に楽しく登れます。ちなみにここは霊山でもあるらしい。 |
ロープがあるからとっても助かる。 |
降りるときに木々に足を挟まれると大変!ゆっくりゆっくり。 |
見た目以上に登りやすい。 |
急なので心臓は結構バクバク言います。 |
急勾配ですが、この神様が垂らしてくれているロープを使いながら登ります。 このロープのおかげで、怪我もせず、登山時間が半分以上、短縮されると思ってます。まさに神様のロープです。 落石注意の看板がたまにあります。 この辺の道では、石が自然に落ちてくることは、少ないかなと思いますが、前に歩く人の触った石が落ちてくる可能性は大きいと判断しています。 かなりのスピード、ずっと下まで飛び跳ねながら落ちてきます。 |
最後の鳥居(登り始めて50分)、あと少しです。鳥居をくぐるとすぐに橋。そこを渡ったりきったところの崖の上に本殿があります。 鳥居の後ろの階段の一段目が、休憩にぴったり。 (道中、木々に囲まれてじめじめ感、あまりにも斜めな急な場所ばかりで、いい休憩場所がない。) |
かなり角度の急な橋です。ワイルド感が抜群です! | |
海辺に見える一帯が、太田神社の社と駐車場です。 |
この橋に来てやっと視界が広がり、冒険している感が最高です。 はじめての時は、この橋の強度は?いつできた橋なの?この下はどうなっているの?どうしてこんなに隙間があるの??など一切考えずに歩きました。 2回目以降は、1度登った自信からジロジロのぞいてみる余裕も出てきました。だんだん楽しくなり、だんだん神様のそばに近づいているような気がしてきます。 気分的にここは狭いので、できればひとりで渡りたい橋です。ここも、登りより降りる方が難しいかな。 とても不思議なんですが、この橋の辺では、はるか下の方の声とか音が聞こえます。たぶん。 |
橋の終点に鉄の輪が見えます。
鉄の輪を登れば、本殿のある洞窟です。 「え、ありえん。落ちたら崖の下でしょう.....。 仮に登っても、お尻から降りられないだろな〜。」 もう社殿はすぐそこですが、「もう十分、ヘタレでもいい!」私は、ここで帰ろうと思いました。 でも、なぜか無心になり、背中のリックをおろして、鉄輪に手をかけて登りはじめてしまったんです。 登る気がなくても、鉄の輪に手をかけるとパワーが伝わってきて登れますW 自分でも不思議でした。 「登らないことも才能」だと思うので、ここは、無理しなくてもいいんじゃないかとさえ思う場所です。 |
「北尋坊の崖」と呼ばれるほぼ垂直の崖、上の様子が見えません。(推測ですが5mから6mくらいかな) |
洞窟の中にある大田神社の本殿。二礼二拍手一礼。 洞窟の中は3、4人でいっぱいの広さ。 |
「よし、登れた!!!!」と達成感と同時に やっぱり「降りる方が怖い」とわかった瞬間。 |
太田山神社の参拝で一番勇気がいる所は、本殿の洞窟から降りる時の1歩、2歩です。このとき、どうやって降りるかは決めますが、余計なことは一切考えないように「楽しく降りることを心がけ」ています。 実は、高所恐怖症です。 飛行機には乗れないし、五稜郭タワーの上では、足がすくみ窓の側までいけません。新宿の高層ビルの中では、そこにいるだけ落ち着かないです。 なぜか太田神社の本殿には、行けました。 万が一の時は困りますが、ひとりで、人のいない時間帯に行くのが気楽でいいかなと思っています。 何回か行くと、とても冷静に行けます。崖下みて「なんだこのくらいか〜」とか、鉄輪も回数こなすと上手になります。本殿のある洞窟での滞在時間も長くなってきます。 どんどん楽しくなる神社です。 |
太田神社の本殿からの景色。私の大好きな奥尻島が見えます。
せたな町の太田神社、こんなステキな場所を管理している人たちにとても感謝しています。 |
手前、太田神社の社。黄色い輪が行ってきた本殿。
早朝6時20分に戻ってきました。ゆっくり登って所用時間2時間くらい。
この近辺では、自転車で北海道を旅している若い人たちと良く会います。彼ら、太田神社にひとりで登ってます。
行ってみよう太田神社!はじめての太田神社参拝!
太田神社参拝で一番のポイントは、「靴」だと思いました。 ■防虫対策、防寒対策、水分の補給は、しっかりした方がいいと思います。 |
函館から太田神社まで3時間半〜4時間。 函館からの往復、本殿までの登山も含めて合計 8時間から10時間くらいです。
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1.函館から函館新道で北斗駅を目指す。 2.北斗駅から江差まで |
知らないと最初、太田神社の社付近で「登り口」はどこだろう??って探します。300mくらい離れています。 |
帆越山トンネル。出たところをすぐに左折すると駐車場。夜、早朝に行くとやたらオレンジのトンネル。 |
本殿の登り口にも駐車できるスペースがあります。 (万が一の時の為にここに車を止めた方がいいです。) |
トンネルを出てすぐ左に駐車場。ほぼ釣り客の車。 参拝者用のトイレもある。 |
帆越山トンネルを出てすぐ左折して、駐車場、その先に太田神社の社があります。そして、本殿が太田山の中腹にあります。
太田の街、とってもきれいな町。その先の太田トンネルは永遠に続くかと思うくらい長いトンネル。
2018年最新情報 今年の太田神社はやばいかも。 道中、デカイ木が倒れて道をふさいでいたり、落石のあとが多数あったり、ちょっといつもと違う感じです。 何より雰囲気が違うような。 |
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太田神社の対岸、奥尻島から見てみました!
瀬棚町の太田神社(太田山神社)のちょうど対岸にある奥尻島の宮津弁天。
奥尻島から見た太田神社付近の山々 とても雄大です!
この雄大な北海道の景色を見て奥尻島が好きになります。
大田神社の帰りは、熊石の天然の露天風呂「熊の湯」
<登ったあとに天然の露天風呂熊の湯> |