趣味でやっている函館観光案内「WEB函館2022」
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北海道のパワースポット
ワイルドな参拝、大田神社に行こう! |
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とてもきれいな太田町です。 はじめて大田神社に挑戦した時は、深夜1時半に函館を出発、 ひとりで行きました。 深夜3時半に到着、4時20分頃から登りだして5時20分にご本殿に到着。 |
道は一本道、いきなり急な階段からスタート |
瀬棚町のずっと山奥に大田神社があると勝手に想像していたのですが、実際は、海に面した場所でした。山並みがとてもきれいです。 大田神社の社と登り口が200mくらい離れています。写真は、大田神社の社辺りから本尊への登り口撮影。 |
15世紀にアイヌがここの山頂に神がいると祭っていた場所で、かなり古くからのパワースポットです。 昔のアイヌお墨付きなので「神様」はいるのでしょう。確かに山中の雰囲気はシダが多くてコロボックルがいそうな雰囲気です。 どのくらいの時間がかかるかわからなかったので、早朝4:20分出発! |
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この階段、かなり急です。一気に登ることもできますが、あえて、休みながら、手すりやロープを使ってゆっくり登るの推奨。 100m走じゃなくて、マラソン感覚で登るといいかも。最後の難関の為、足だけ使う、手だけ使うの避けて、バランスよく登った方がいいと思う。 結構、その場の空気とか、雰囲気とか、オーラとか、気配とか、感じる方なんですが、あまりにもヘトヘトになり、どうでも良くなって逆に楽しく登れます。ちなみにここは霊山でもあるらしいです。 |
道に見えませんが、道です |
落石があるから、複数で登るときは離れて登る。 |
ロープがあるからとっても助かる。 |
降りるときに木々に足を挟まれると大変!ゆっくりゆっくり。 |
見た目以上に登りやすい。 |
急勾配ですが、この「神様が垂らしてくれているロープ」を使いながら登ります。 このロープのおかげで、怪我もせず、登山時間が半分以上、短縮されると思ってます。私が勝手に「神様のロープ」と名づけました(笑)。 落石注意の看板がたまにあります。 この辺の道では、石が自然に落ちてくることは、少ないかなと思いますが、前に歩く人の触った石が落ちてきます。 かなりのスピード、ずっと下まで飛び跳ねながら落ちてきます。 |
最後の鳥居(登り始めて50分)、あと少しです。鳥居をくぐるとすぐに橋。そこを渡ったりきったところの崖の上に本殿があります。 鳥居の後ろの階段の一段目が、休憩にぴったり。 (道中、木々に囲まれてじめじめ感、あまりにも斜めな急な場所ばかりで、いい休憩場所がない。) |
この橋をわたるとつきあたり、「本尋坊の崖」と呼ばれる垂直の崖を登ります。一番の難関です。 |
この橋に来てやっと視界が広がり、冒険している感が最高です。 はじめての時は、この橋の強度は?いつできた橋なの?この下はどうなっているの?どうしてこんなに隙間があるの??など一切考えずに歩きました。 2回目以降は、1度登った自信からジロジロのぞいてみる余裕も出てきました。だんだん楽しくなり、だんだん神様のそばに近づいているような気がしてきます。 気分的にここは狭いので、できればひとりで渡りたい橋です。ここも、登りより降りる方が難しいかな。 とても不思議な体験なんですが、この橋の辺でざわざわ人の声が聞こえたのですが、だれもいない(笑)だれか、登ってきたのかな?帰りもだれもすれ違わない。 |
「北尋坊の崖」と呼ばれるほぼ垂直の崖。鉄の輪を登れば、本殿のある洞窟です。
「え、ありえん。落ちたら崖の下でしょう.....。 仮に登っても、お尻から降りられないだろな~。」 もう社殿はすぐそこですが、「もう十分、ヘタレでもいい!」私は、ここで帰ろうと思います。 でも、なぜか無心になり、背中のリックをおろして、鉄輪に手をかけて登りはじめてしまったんです。 登る気がなくても、鉄の輪に手をかけるとパワーが伝わってきて登れますW 自分でも不思議でした。 ここは、無理しなくてもいいんじゃないかとさえ思う場所です。 この上に人が2,3人座って入れる小さな洞窟が、御本尊で目的地です。 |
御本尊のある小さな洞窟に到着。「よし、登れた!!!!」と達成感と同時に「降りる方が怖い」とわかった瞬間。 |
太田山神社の参拝で一番勇気がいる所は、本殿の洞窟から降りる時の1歩、2歩です。このとき、どうやって降りるかは決めますが、余計なことは一切考えないように「楽しく降りることを心がけ」ています。 万が一の時は困りますが、ひとりで、人のいない時間帯に行くのが気楽でいいかなと思っています。 何回か行くと、とても冷静に行けます。崖下みて「なんだこのくらいか~」とか、鉄輪も回数こなすと上手になります。本殿のある洞窟での滞在時間も長くなってきます。 どんどん楽しくなる神社です。 |
本尊のある洞窟から見る日本海。遠くの島は奥尻島です。 |
せたな町の太田神社、こんなステキな場所を管理している人たちにとても感謝しています。 |
下から見るとあの辺りです。 太田神社のマップ |
「太田神社に行く」とは、太田神社の社ではなく、太田神社の御本尊の洞窟に行くことを指しています。 |
函館から約3時間かかります。江差まで1時間半、そこからさらに1時間半です。往復、参拝を入れると一日がかりです。 |
![]() ベストシーズン、ベストな時間帯は、サイト内で紹介しています。クマより危険なアブがいるんです! 町営で無料、男女熊混浴です。 ■熊の湯に行ってみよう ■太田神社に登る装備やリスクの補足<<< |